書斎から

Main bookshelf

 書斎には2つの本棚を並べて置いています。本の種類に応じて、各書棚に本を並べていますが、サイズの関係で例外も少なくないです。

漱石全集

 中学校時代に買い揃えた新書版サイズの漱石全集です。当時住んでいた駅前商店街のテラオ書店で、毎月2冊ずつ配本されていました。

志賀直哉全集

 志賀直哉全集は、姫路を訪れた時に、ジュンク堂書店で見つけて、小説が収められている1巻から10巻までを送ってもらいました。いわゆる衝動買いです。

村上春樹

 此処は村上春樹の本を並べています。大学を出て就職して千葉の柏市で仕事をしていた頃、村上春樹の本と出逢って、新刊が出ると、発売日に仕事帰りに本屋に立ち寄って購入して、当時住んでいた柏市内の独身寮で読んでいました。「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、「秋の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の3冊が特にお気に入りです。

 「国境の南、太陽の西」を読み終えたのが北総線の新鎌ヶ谷駅に着いた頃、ちょうど西の空に夕陽が赤々と輝いていた光景が記憶に鮮明に残っています。

大型本(ミヒャエル・エンデ、中島敦、三島由紀夫、星野富弘、専門書etc)

 本棚の最上段に、大型本を雑多に並べています。ミヒャエル・エンデの「モモ」と「はてしない物語」はお気に入りの小説で、「はてしない物語」は映画化された「ネバーエンディングストーリ」のDVDが手元にあります。「モモ」はLD(レーザーディスク)があったのですが・・・・。

 中島敦全集は、結局は短編が収められている第1巻だけの購入。三島全集は、最後の三部作が収められている2巻のみです。

 星野富弘の詩画集を集めていた時期がありました。「RC Active Circuits」は、学生時代の研究室の原書輪講で用いていたテキストで、輪講ではコピーだったのですが、原書が欲しくて、東京へ行った時に日本橋の丸善の洋書売り場で見つけて購入、10,540円は高かったです。

詩集、歌集、句集、カセット文庫etc

背の低い文庫本サイズ用の書棚、歌集、句集や詩集、それにカセット文庫を並べています。一茶句集は、東京・池袋で勤めていた頃に通勤電車の中でよく読んで、ボロボロになっています。白百合の君と称された明星の歌人・山川登美子の歌集が何故か2冊あります。小浜にある山川登美子記念館に行った時に、琴が立て掛けてあったことが印象的です。

我が息を 

芙蓉の風に例へますな 

十三弦を 

一息に切る

      登美子

電気、電子系専門書

 高専、大学時代の教科書だった専門書、大学院時代の研究の参考書、そして教員となって非常勤講師などで教科書として用いたテキストなどを並べています。

「テムズとともに」德仁親王(当時)著

天皇が、皇太子時代に著わした「テムズとともに」。東京・神保町の、明大通りを下った駿河台下の交差点に面した三省堂書店の本店で買った記憶が残っています。地元・兵庫津の運河に関しても研究されて、論文のまとめられていました。

郷土史関係

 地元の神戸や播磨、兵庫を中心に、郷土史の本を並べています。郷土史の本を持ってあちこち巡っていた頃もあり、改めて書棚を見ると、持っているはずの本が何冊か紛失しています。行き先で紛れてしまったり、誤って捨ててしまったのかもしれません。

 数年前から、江戸の名残を求めて東京の町を歩き回っていた頃がありました。落語の舞台となったような昔の江戸の町・・・

情報・コンピュータ関係

 東京・池袋の専門学校で教えていた頃に使っていたテキスト、その後、高校や高専の授業で使ったり参考にしたテキスト、そして教育系の研究の為の統計処理の参考にしたテキストが、この書棚の右半分です。8ビットマイコンのモトローラMC6809(MPU)のユーザマニュアルもあります。左半分は、パソコン・マイコンの歴史やルーツにまつわる本が多いです。「つくるコンピュータ」は、4ビットマイコン4004を用いたコンピュータの製作記事が掲載されており、黎明期のパソコン(マイコン)時代に読んでいた本です。

学会予稿集・論文集

 これまでの学会発表や国際会議の予稿が記載されている予稿集や論文集を本棚の最下段に並べています。時代と共にB5サイズからA4サイズになって、そして右端にコピーが並んでいるのは、ペーパーベースでの予稿集がなくなって、この数年はオンラインのPDFファイルとなっています。スペースが足りなくて、上に山積みしています。

学位論文etc

自分の卒研、学位論文、著書、学位記と共に、恩師や知人などの学位論文などを並べています。上の段には、学校時代の合格証や資格、辞令、そして卒業証書。

学会発表資料、論文の別刷etc

研究をまとめた学会発表資料や、実際に学会発表で用いたOHPのシート、論文の別刷などを並べている書棚です。雑多ですが、なかなか上手にファイリングできず、袋詰のままのものが多いです。最近は学会発表もノートパソコンを用いたプレゼンテーションとなってデジタル化していますが、20世紀にはOHPシートを光学的にプロジェクターを用いてプレゼンテーションをしていました。

Bible(聖書)

一階の居間に聖書を置いています。文語訳、口語訳、新共同訳、新改訳、詳訳聖書(新約のみ)、NIV, TEV, CEV, Amplified Bible そしてギリシャ語聖書。電子ブック版の新改訳聖書もあります。羊皮版の新改訳聖書は、ボロボロになっています。

大型本

本棚の書棚には入らない大型本は、居間のソファー脇のラックに並べています。「手塚治虫展」の図録は、東京・北の丸の国立近代美術館での特別展へ行った時のものです。「エルグレコ展」は東京・上野の国立西洋美術館でも特別展、そして「ゴーギャン展」は 東京・北の丸の国立近代美術館での特別展へ行った時のものです。

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