指示待ち・マニュアル

 「指示待ち」という言葉をよく聞きます。
 
 自ら考えて、失敗の可能性をおそれるのではなく、成功を目指して行動する、判断力・行動力・責任感の育成が、教育の大切な一側面だとおもうのですが、社会人としての必要な要因が、学校でどれだけ重要視されているのか疑問です。

 社会というシステム(温室?)の中でぬくぬく育つ社会人、マニュアル・指示待ち、失敗回避・・・、ひとりひとりの顔がぼやけているように感じます。

 「社会を建て上げる構成員」という意識よりも、「社会の中で、いかに上手に生きるか?」が優先されているように思え、思わず日本の将来を憂います。

 「社会」を「家庭」に置き換えると・・・。
 

 「本義のあきらめ」が廃れてきたのは、社会(家庭)の成熟として喜ぶべきなのか、退化として悲しむべきなのか????

 それでも私は希望を持ちたいです。夢を・・・。
 
 
主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。
 イザヤ40:31より 新改訳
 Sep26,1997

itsumi
教育