美津子の視点
遠藤は「日本人の心に合う基督教」を目指しているのではないでしょうか?でも、わたしの遠藤周作像(idol)を据えてのことです。正しくは”遠藤の描いたのは「日本人の心に合う神」”と表現すべきですね。
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わたしは、美津子の視点を大切にしています。ガンジスの河のほとりの大津を見るんではなく、ガンジス河のほとりの美津子を通して大津を描いた遠藤を見るべきではないでしょうか?
<主人公の大津を見る美津子>にわたしの深い河との接点を見ます。主人公の大津にではなく・・・。
July11,1995)