煌めく海
真夏の太陽の強い陽射しにギラギラと眩い光を放つ夏の海はダイナミックで好きですが、冬の柔らかい陽光に波光が輝く冬の海を、静かに眺めるのお気に入りで、年末の午後のひととき、自転車に乗って舞子から明石の海辺をポタリングしました。
舞子公園は、明石海峡大橋の本州側の北詰になり、巨大なアンカレッジが鎮座しています。煌めく明石海峡の海面に、架け橋の影がクッキリと写って、コントラストの高い光景を醸し出していました。
自転車で海辺の国道を西へ走って、神戸と明石の市境近くにある大蔵海岸、真正面に淡路の島影が横たわり、明石海峡を冬の優しい光がキラキラと輝かせていました。
明石の市街地を走り抜けて、大観橋で明石川を渡って、浜の散歩道のスタート付近から眺めた、明石川河口の川面と、河口の砂州の向こうの播磨灘の海面を、煌めく波光が続いている光景です。
夏は海水浴場になって、砂浜に海の家も建てられて海水浴を楽しむ人で賑わう林崎海岸も、冬は人影もまばらで静かです。ウインドサーフィンを興じる人がいました。煌めく冬の海に、セイルが輝いて絵になっていました。
そして、砂浜を寄り添うように歩く2つの人影が、煌めく播磨灘とのコントラストで影絵のように見えました。
砂浜の向こうに、小さな漁船が行き交っていました。そして空にはポッカリと雲、煌めく播磨灘、その向こうに淡路の島影が横たわり、しばらく潮風を浴びながら静かな光景に見惚れていました。
帰路、西舞子を流れる山田川の橋の上から、山田川の河口付近の川面と、砂州を挟んで明石海峡の海面がキラキラ輝く光景です。このアングルが結構気に入って、此処からよく写真を撮っています。
明石海峡大橋の東側、大阪湾寄り、真上に冬の太陽が照り輝き、煌めく光の帯が架け橋と並行している光景です。