日吉~夏季スクーリングの思い出

昨日、夏の甲子園で107年ぶりに慶應義塾高校が107年ぶりの優勝の報に触れて、日吉キャンパスのイチョウ並木の光景を思い出しました。

 慶應義塾の通信制課程に学士編入し、夏季スクーリングが、三田キャンパスと日吉キャンパスであったので、何年かは、この日吉キャンパスに通っていました。今の駅になる前で、東横線と日比谷線が直通していた時です。

 当時は埼玉県の三郷に住んでいましたので、日吉での9時の授業に間に合わせようと思うと、6時過ぎに家を出ていたような記憶があります。武蔵野線の新三郷駅まで15分ぐらい歩いて、武蔵野線で新松戸駅、千代田線に乗り換えて、松戸駅で常磐線快速に乗り換えて北千住駅、そして東横線直通の日比谷線で、そのまま乗り換えなしで日吉駅まで、まだ日比谷線が冷房する前で、銀座辺りまでは満員だったような気がします。とにかく中目黒までは暑かった記憶があります。北千住から日吉まで1時間以上あったので、文庫本だと半分ぐらい読めて、往復で1冊読んでいたように思います。

 1度、昼休みだったか、イチョウ並木をずっと東の奥まで行くと、そこに高校があったことを、甲子園の優勝の瞬間の映像を見て、記憶の奥底から蘇ってきました。キャンパスの東側の部分の下の数百メートルを新幹線が通って、何かの授業で、東のはずれの校舎での授業の時に、新幹線が走っているのを目にして、それからは新幹線でE席に座ると、新横浜から少し経って、トンネルを出ると見上げて、慶応の校舎を探るようにして見るようになっています。

 三郷から神戸に越して、大学はピリオドになったままです。慶応の通信課程は卒業率が1%未満で、あまり卒業を意識していたわけでもなく、興味のある授業を履修していた感じでした。今でも講義ノートを残しているのは、慶応時代だけで、それ以外のノートは残っていないです。

itsumi
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