moonlight
ドビッシーのベルガマスク組曲の「月の光」を初めて聴いたのは、冨田勲のシンセサイザーの演奏が初めてかもしれません。ベートーベンの月光ソナタの冒頭が、もの悲しいような旋律なのに対して、ドビッシーの月の光は、ファンタジーのような雰囲気を感じます。
昨晩はブルームーンでしたが、神戸の空は薄雲がかかって、撮影しませんでした。そして今朝の未明、ふと目が覚めると、枕元まで月明かりが輝いていました。眠気の中で一眼レフを取り出して、夜中なので三脚を用意することはせず、2秒のセルフタイマーを設定して手持ち撮影、マニュアルモードにして、露出を何通りか変えてシャッターを押しました。望遠レンズは手放したので、高倍率の標準ズームの望遠端で撮りました。
月明かりで、ベランダにクッキリと影が・・・、何となく幻想的な光景は、ドビッシーの月の光の雰囲気でした。
そして、日の出10分ぐらい前の東の空です。東向きの窓から住宅地の合間に、東の空の端を真っ赤に染めた朝焼けが綺麗でした。