残暑 ~あれから30年~

 今年は7月の下旬から、夏の暑さが厳しく、9月に入ってからも、さすがに早朝には虫の音が心地良く、秋の気配を感じますが、今日も午前中から真夏のような暑さが続いています。

 埼玉から神戸に越した前年、ちょうど30年前は、確か梅雨明けの宣言がなされず、8月の中旬ぐらいまで曇天が続いて、暑さを感じなかった夏でした。そして8月の下旬から、真夏のような暑さが9月の上旬まで続いた記憶があります。

 米の収穫が不作で、年明けぐらいから米不足となって、スーパーの店頭にタイ産やオーストラリア並んでいた並んでいた光景が今でも鮮明に覚えています。そして2月、3月と、首都圏では毎週のように雪が降って、先週の雪がまだ日陰に残っている上に雪が降ったことも鮮明に記憶に残っています。

 残暑が残る9月最初の日曜、シャワーを浴びて、照りつける強力な夕陽で照らされる窓からの眺めを見にしながら、30年前の記憶が鮮明によみがえってきました。埼玉の三郷から西川口へ通勤していた1年でした。

10年前に、当時通っていた京浜東北線の蕨駅で降りています。

 そして、当時の通勤路、1年間でしたが、此処を歩いていました。

 スーパーの店頭にタイ産やオーストラリア産のお米が並ぶようになった頃から、杉並区の杉並教会へ通っていました。

 30年前の、わずか3ヶ月程でしたが、武蔵野線の新三郷駅から武蔵浦和駅、埼京線に乗り換えて新宿駅、丸ノ内線に乗り換えて中野坂上駅、そして当時は直通がなかったので、方南町行きに乗り換えて終点の方南町駅で降りて、環七通りを歩いて堀の内へ・・・1時間半以上掛かった記憶があります。そして毎週のように雪が降って、雪道を何度か歩いていました。

itsumi
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