埋立地
埋立地といえば、東京や川崎の工場や、シーサイドのタワーマンションのような住宅のイメージがあり、また最近は大阪万博の開催が予定されている夢州や、関西新空港も埋立地です。
神戸市は、海岸沿いの市街地に、六甲山系の山並みや丘陵地帯が迫って、細長い平地に古い町があり、それに丘陵に新しい街が出来、さらに山を切り開いて新しい街をつくっていいます。そして山を切り開いた土はベルトコンベアで海岸まで運んで海岸を埋め立て、ポートアイランド、六甲アイランド、神戸空港となっています。また神戸の市街地から離れた垂水の海岸も埋め立てられ、アウトレットモールのマリンピア神戸も・・・。
海岸沿いにあった古くからの街並みと、新しくできたアウトレットモールとの間に、緩衝地帯のような森が出来ており、もう20年以上経つので、結構木々が成長して、一部では鬱蒼とした場所も出来ています。
早朝に散策をしているのですが、今朝は雲がなくて、6期前に、東の空全体に淡いグラデュエーションを描いて曙光が、地平の彼方に輝いていました。この道路の右がアウトレットモールで、左側の木々が生い茂る緩衝地帯のような細長い緑地公園があります。
砂浜では、陸上系のトレーニングをしていました。朝日が明石海峡大橋を輝かせていました。
垂水では、東は塩屋川の河口辺りから、西は舞子の山田川の辺りまでは元々の砂浜は皆無で、ほぼ埋め立てによって岸壁のようになっています。
自宅に戻る途中、すっかり陽が昇って、東向きに歩くと、陽光に向かって、光の渦の中に囲まれているようでした。