秋桜(コスモス)

 コスモスの語源はギリシア語の「κόσμος」で、意味は「宇宙の秩序」を意味し、反対の意味を持つギリシア語はカオス「 χάος」で混沌という意味を持ちます。スペイン出身の聖職者が中南米原産のコスモスを見て、花びらが整然とバランスよく並んでいることから、ギリシャ語のコスモスと名付けたそうです。

 外来種なので和名はなく、あきざくら(秋桜)とも呼ばれていたのが、1977年(昭和52年)10月に歌手の山口百恵が、シンガーソングライターのさだまさしが作詞・作曲した秋桜(あきざくら)をリリースして、その時に秋桜を「コスモス」と読ませたことが発端です。

 発売当時の46年前には、それほどヒットしなかった曲ですが、その後はカバーを含めて多くの歌手に歌い継がれて、今では「秋桜」の読みとして「コスモス」が普及して、辞書やスマホ・パソコンの漢字変換でも当たり前になっています。

 昨日の土曜日、加古川の中流に位置する兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」に隣接する畑が、この時期にはコスモス畑となって、ほぼ満開でした。此処は、春にはレンゲ菜の花、夏にはヒマワリ、そして秋はコスモスが一面に咲き乱れます。

 いろいろな色のコスモスが、広大なコスモス畑を埋め尽くしています。

コスモス畑の中を彷徨うように歩き廻りました。

 ところどころに、ヒマワリの花が咲いていました。

 ひまわりの丘公園の中に農作物の直販所があり、小野産の野菜をたくさん買いました。

 帰路は、山陽自動車道の三木SAのレストランで「兵庫県産黒毛和牛と 但馬どりの炙り丼」、これは西イチグルメ決定戦エントリーメニューだそうです。

YouTubeに、動画(スライドショー)をUpしました。

秋桜(コスモス)2023Oct21 YouTebe

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