銭湯

 連続テレビ小説「ブギウギ」で。幼少期の笠置シズ子が銭湯「はな湯」の看板娘として描かれ、銭湯のシーンがたくさんあります。街中の銭湯に行った記憶をたどってみました。

 子どもの頃は、自宅にバスルーム(昭和時代の呼び名は「内風呂」)が出来るまでは、銭湯通いでした。当時の自宅から3~4分の徒歩圏内に2軒の銭湯があり、どちらにも通っていた記憶があります。ただ自宅に内風呂が出来てからは、ほとんど銭湯に行くことはなかったように思います。今は、一軒の銭湯はなくなって、もう一軒は、かなり外観は変わっていますが、同じ場所で営業しているようです。

 学生時代の新潟・長岡では、下宿に共同の風呂場がり、12人で共同で使っていましたが、何度か車で、国道8号線を越えて、確かの関原の集落にあった銭湯に行った記憶があります。一度、雪が結構積もった時期に一人で行って、駐車場一面が雪で、もう暗かったので、バックで駐車したときに、トタンに当たったような音がしたことを今でも覚えています。十数年前に長岡を訪れたときに、その銭湯を探したのですが、わかりませんでした。ネットで見ると、どうもなくなったようです。

 大学では5か月のインターンシップ(実務訓練)があって、インターンシップ先の会社の寮が東京・品川の五反田にあったのですが、最初は寮にシャワーしかなく、国道1号線を渡って、銭湯に通っていました。その後、寮に大きな浴室が出来たので、国道を渡って銭湯へ行くことはなくなりました。十数年前に、昔住んでいた寮の辺りを散策したときに探しましたが見つかりませんでした。ネットで見ると、どうもなくなったようです。

 大学を出て、会社に就職して、最初の2週間ぐらいは本社研修で、本社近くの会社の寮の2人部屋に3人詰め込まれて、寮に風呂はありましたが、確か2度、歩いて銭湯へ行った記憶があります。10年ほど前に、昔務めていた会社の本社周辺を散策して、銭湯も探したのですが、見つかりませんでした。ネットで見ると、どうもなくなったようです。

 その後、千葉の柏、埼玉の三郷に住みましたが、銭湯に行った記憶はないです。そして神戸に戻って、今の家の徒歩圏内に2軒の銭湯がありました。阪神淡路大震災の後に、銭湯の前に行列が出来ていた記憶がありますが、結局は一度も行かずじまい、今は2軒ともなくなって、跡地はどちらも駐車場になっています。

 いわゆる町の銭湯へ行った最後は、大学を出た直後に行った大阪・阿倍野の銭湯になるようです。その後、会社の慰安旅行が鬼怒川温泉であったときに、職場の先輩と早めに出て、鬼怒川温泉の先にローカル線の野岩鉄道に乗って、名前は忘れましたが小さな駅で降りで、集落の共同浴場のような温泉に入ったことがあります。無人で、無料だったのかどうかも記憶はないです。それは、ちょっと銭湯とは言えないような感じでした。

 銭湯には、しばらく行っていませんが、この20年ぐらいは、車で彼方此方のスーパー銭湯や日帰り温泉を巡っていました。北は豊岡・出石近くから、南は淡路島の福良の近くまで。ただ数年前から、ほぼ近くのスーパ銭湯「太平の湯」ばかりです。

 今日は、午前中はジムで汗を流して、午後からスーパ銭湯へ、1時間半で1000mlの汗をかきました。風呂上り、目の前の明石海峡を眺めて・・・

 スマートウオッチで、ジムでの1時間あまりと、スーパー銭湯の1時間半の入浴で計測しました。

左・ジムでのトレーニング  右:スーパー銭湯の入浴

 スマートウオッチの心拍数では、ジムでトレーニングをしているよりも、入浴している方が、平均心拍数も最大shン拍数も大きくなっています。今日はサウナには入っていないです。心拍数から算出する運動強度も、ジムでのトレーニングよりも、のんびり入浴した方が、激しい運動をしたことになっています。それだけ血流が良かったことになるので、健康には入浴も良いのかもしれません。

左・ジムでのトレーニング  右:スーパー銭湯の入浴

 スマートウオッチでは、70分ほどのジムでのトレーニングより、90分の入浴の方が消費カロリーが大きくなって、ゆったり長時間入浴することが、しっかりと有酸素運動したときと同じぐらいの血流があることになります。

 ジムでのトレーニング後の血圧測定では、血圧が98と70、久し振りに血圧の上が100以下となりました。運動をすると血行が良くなって、結果的に血圧も下がるのかなあ~と・・・

 今日は、秋の好日でした。

itsumi
blog(つれづれに)