江井ヶ島までサイクリング

 寒くなって、しばらくサイクリングから足が遠退いていたのですが、2~3日前から寒さが緩んでいるので、昨日の土曜日は久し振りに自転車を整備して、午前は軽く10kmぐらい試運転して、午後から、明石の江井ヶ島までサイクリングをしました。

 舞子海岸から大蔵海岸までは国道2号線、大蔵海岸から明石川の右岸までは市街地の中を走って、明石川の最下流の河口近くに架かる大観橋(県道718号)の西詰からは海岸線沿いの県道サイクリングロード・「県道554号姫路明石自転車道線」を走ります。明石市内は「浜の散歩道」にもなって、自転車だけではなくて、ウォーキングやジョギングを楽しむ姿も多いです。明石市内は、ほぼ海岸線は「ウミガメが産卵出来る砂浜」で人工砂浜を含めて、砂浜が続いており、そのすぐ横がサイクリングロードです。

 林崎漁港です。明石川右岸の漁港で、明石川左岸の明石漁港と比類するぐらい大きく、水産加工の工場も多いです。林崎漁港の彼方に淡路島の島影が見えます。

 夏場は、海の家が砂浜に建って賑やかですが、師走の砂浜は静かです。

 林崎の目の前の海では「明石海苔」の養殖で、ブイがたくさん並んでいます。

 林崎・松江の浜から約20メートル沖の海底に赤い巨石があって、「赤石」と呼ばれています。この「赤石」が明石の地名の由来だと言われています。古代には「赤石」と書いて「あかし」と読んでいたようです。

 昔は、この林崎・松江の浜から小豆島まで砂瀬が続いて鹿が行き来していたそうで、その鹿が矢で射られて血に染まって赤い石になったという伝承があります。


 江井ヶ島・・・昔はこの辺りは「嶋」と呼ばれていたそうで、ここに港をつくった時に僧の行基が開港の祈祷をしていると大きなエイが港に入ってきたそうです。村びとが気味悪がって追い出そうとしても立ち去らなかったのですが、行基がエイに酒を飲ませたら満足そうに海に戻ったそうで、エイが向かってきたので「エイ向嶋」が江井ヶ島になったそうです。

 江井ヶ島海岸にはヤシの木が並んで、ちょうど真正面の遠くが明石海峡で、霞の中に明石海峡大橋の2本の主塔をかすかに望むことが出来ます。

 江井ヶ島でUターンして帰路、松江海岸の砂浜の見下ろす光景に見惚れて、シャッターを切りました。

 玉子焼(明石焼)の人気店である「きむらや」、中途半端な時間だったのか、店外で待っているのは数人でした。

 途中で写真をとったり休憩したり、景色を眺めたりしながら、約3時間で往復36km走って運動カロリーが761kcalでした。朝も試運転で軽く10kmを走ったので、今日はトータルで46km走ったことになります。昨日は運動カロリーが1100kcalを越えていました。久し振りのサイクリングなので、結構ゆっくり目で走ったので、ほぼ有酸素運動と脂肪燃焼運動で、平均心拍数が104bpmでした。

itsumi
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