遠き落日

 今日のお昼は、舞多聞の「四季の里 和平」でランチ

 舞多聞の周辺は、昭和時代には何もなかったです。垂水駅からのバスは、福田川沿いに北上して、名谷小学校の北の転法輪寺のバス停前のY字路で2手に分かれて、東側は福田川沿いに奥畑まで、西側は乗越峠を越えて、木工センターまででした。その後地下鉄が開通して、奥畑行きのバスは名谷駅まで、木工センター行のバスは学園都市駅まで行くようになり、本数も飛躍的に増えて、何より道路が整備されて、田園風景を走っていたバスが、今は住宅地の中を走っています。木工センターがあるあたり一帯が、小束山や舞多聞という大きなショッピングセンターが出来て、その中に「和平」はあります。

 「お昼の贅沢かに御膳」です。

 今日はホームセンターで脚立を買いました。本箱の上の物の取り出しや、エアコンの掃除など、高所の作業で椅子では不安になっていたので、高所の作業用にしっかりとした脚立を買いました。

 夕方、明石の大蔵海岸まで、軽くサイクリング、真正面に明石海峡大橋が望めます。

 帰路、舞子公園で目にした、播磨灘に沈もうとしている夕陽と、赤く染まった架け橋。

 夕照の光景を眺めていると、ふと昔読んだ「遠き落日」という小説を思い出しました。渡辺淳一の作品で、野口英世の伝記小説です。偉人・野口英世ではなくて人間・野口英世を描いた伝記風小説で、浪費癖のある人間・野口英世を描いた小説です。会津の猪苗代湖の近くにある野口英世の生家を訪れたのは、もう40年ぐらい前の、遠い記憶です。

itsumi
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