First Sunrise 2024
2024年元旦は、大晦日の夜から未明にかけて通り雨があって、日の出の7時6分の時間帯に、東の空の端が雲で覆われているのか心配しながら、まだ曙光の兆しもない真っ暗な朝6時前に自宅を車で出発して、国道2号線を西へ、そして西明石駅の西側から国道250号線を走って、南二見の人工島の東岸壁に着いたのが6時40分過ぎでした。既に2車線の一車線分は車の縦列駐車が続き、少し離れた処に車を停めました。使い捨てカイロを身に着けて東岸壁のブロック塀に上ったが日の出前15分ぐらい、既にブロック塀の上は、かなりの人が座って、播磨灘越しに、明石海峡大橋を真正面に望んで、初日の出を待ち望んでいました。だいたい明石海峡大橋の本州側の主塔の辺りが、初日の出の頃に貌を出します。
東の空の端は厚い雲で覆われているので、初日の出は10分ぐらい遅れそうです。明石海峡大橋の主塔も厚い雲に隠れて、ほとんど見分けがつかないです。
目を南東方向に向けると、播磨灘越しに淡路島の西海岸が横たわるように眺めることが出来ます。こちらの方向の播磨灘の海面は、少し青っぽいです。
日の出前のこの時間帯、空の色が移ろい、そして海面も空にあわせて刻々と変わり、初日の出前の光景も見飽きないです。
頭上、遥か上空を飛行機が北東から南西へ、飛行機雲は一足早く、初日の出の陽光を浴びて輝いていました。
日の出の時刻を少し過ぎた頃、東の空の端の厚い雲の上辺が輝き始めました。
その雲の端の輝きが、海面に照らされて、播磨灘がオレンジ色に輝き始めました。
空の端がオレンジ色に染まり、雲と海面が照らされて、光が織り成す自然の造形がきれいです。
初日の出の曙光が輝く寸前
雲の端から、2024年最初の陽光の輝きを目にすることができました。そして播磨灘には、光の帯が出来始めました。
1秒、2秒で、周囲がパッと明るくなり、駆け足で日が昇るような感じです。
太陽が、ほぼ全体の姿を顕しました。
2024年の初日の出の太陽は眩しく輝き、直接見るのも、写真を撮るのも限界、すっかり明るくなりました。
隣に座っていた親子、じっと初日の出に見惚れていました。
明石・南二見の東岸壁のブロック塀には、見渡す限り初日の出を見る夥しい人で埋まっていました。
南二見の人工島への橋が混雑するので、すぐに車に乗って橋を渡りました。すっかり夜が明けて、さわやかな2024年の最初の朝が始まりました。