走り初め
昨日は早めに昼食を食べて12時前に自転車で家を出て、明石海峡から播磨灘沿いに「走り初め」でした。
舞子公園から見た海峡と淡路と架け橋の光景、いつもこの光景の写真を撮ってしまいます。お気に入りの構図です。舞子公園から海岸沿いに国道2号線を西へ走って、明石市境から国道28号線に入って大蔵海岸からは明石漁港沿いに走って、県道718号(旧・国道250号)で明石川に架かる最も下流に架かる大観橋を渡ると、大観橋の西詰からは、県道554号線(姫路明石自転車道)を走って林崎漁港を横目で見ながら林崎海岸へ。
砂浜ではBBQを楽しんでいる家族、林崎海岸沖では明石海苔の養殖場、そして淡路の島影・・・お正月の長閑な光景で、かすかにBBQの匂いが漂ってきます、約10キロ走って、汗ばんで、息でメガネが曇るので、此処からはマスクをとって走りました。
林崎海岸から江井ヶ島海岸までの5キロ弱は「明石・浜の散歩道」にもなっており、砂浜沿いに自転車道が続きます。この辺りは平成ひとケタの時代までは屏風ヶ浦で、浸食による被害のために人工砂浜を造成した場所です。
江井ヶ島海岸では、凧揚げをする家族の姿がありました。子供の頃は自宅の近くの空き地や公園で凧揚げをしていましたが、今は空き地もほとんどなく、海岸ぐらいでしか凧揚げをしている光景を目にすることがないです。
江井ヶ島周辺には、江井島酒造(神鷹)、太陽酒造(赤石)、それと「来楽」の茨木酒造と、酒蔵が3つあります。自転車なので何も買わずに・・・
「明石の瓦垣」と呼ばれる、90メートルぐらい続く石垣ならぬ瓦垣です。自転車道沿いに続いて、この浜側は西岡海浜公園となっています。Googleマップのストリートビューで閲覧すると圧巻です。
Googleストリートビューのリンク
明石の瓦垣のGoogleマップのストリートビュー
この上は空き地になっていますが、瓦の階段がついています。瓦を焼く煙が公害になって撤退したそうです。古代の都には、明石や淡路の瓦が使われていたそうです。
瓦垣の南側の西岡海浜公園では、海鳥が群がっていました。
東二見の漁村の面影が残る道を走り抜けて、西二見。此処が明石の西端となって、この向こうが加古郡播磨町です。明石市は人工砂浜も含めて、昔の海岸線が残っていますが、播磨町は人工島が2つあり、大きな工場も多く、そして住宅も多いので、小さな面積の町ですが、人口密度は高く、企業も多く、豊かな財政のようで、平成の大合併でも、そのまま町制を維持しています。ちなみに明治22年の町村制で発足した阿閇村(あえむら)が、そのまま町制を施行して現在に至っています。
2キロほど走ると、播磨町を走り抜いて加古川市になります。明石市と播磨町の2つの自治体を通り過ぎてUターンしました。
播磨町は、かなり宅地化が進んでいますが、所々に田畑が残っています。正月の柔らかに陽射しがヒコバエを輝かせていました。
明石の市街地まで戻って、明石漁港にある岩屋神社、初詣の参詣の行列が、境内の外まで、玉子焼きの「ふなまち」の辺りまでこの行列は数十メートル続いていました。境内には露店が並んでいました。
明石の街には至る所に玉子焼き(明石焼き)の店がありますが、いつも行列が出来ているのが、岩屋神社脇の「ふなまち」、魚の棚商店街に中にある「たこ磯」、そして昔の明石フェリー乗り場の近くに位置する「きむらや」です。「玉子焼き」と「関東煮(かんとうだき)」の店ですが、明石焼きという「たこ焼き」と「おでん」の店です。
大蔵海岸から望む架け橋・・・お気に入りの光景です。
初サイクリングは、往復52.7キロ、1275kcalの運動カロリーを消費して、最大心拍数も146と、有酸素運動中心でゆったりと走ったので、休憩時間を入れて4時間を超え、帰宅する頃には陽射しも弱くなっていました。
サイクルコンピュータでは、実走行時間が2時間54分、走行距離が53キロで、走行平均速度が18km/h 、最高時速が33km/hでした。
今朝の体組織計の結果、大晦日と正月2日は、しっかりと食事を摂ったので、少し減り過ぎていた体重を若干戻すことが出来ました。