栗焼酎と電気毛布
栗焼酎に魅せられたのは、十数年前、偶然に居酒屋のメニューにあった栗焼酎で、銘柄は忘れましたが丹波の栗焼酎で、その味と香りに惹かれました。
栗焼酎は、それほど長い歴史があるわけではなくて、今から40年あまり前の1970年代に愛媛県の媛囃子(ひめばやし)という蔵元が発祥のようです。四国山地の山深いところで、地元の特産品である栗を使って町起こし的に試作品を作ったことから始まったようです。その後、高知や宮崎、兵庫でも栗焼酎をつくる蔵元が現れたようで、兵庫県の丹波産の栗焼酎に巡り合ったようです。
栗焼酎で有名なのは、高知県の蔵元・無手無冠(むてむか)の「ダバダ火振」です。四万十川源流の特産品である四万十栗の中から、キズものや規格外といった訳ありの栗を活かして焼酎を造ろうと、元々日本酒の酒蔵だったのが、1985年から栗焼酎の製造を手掛け、飛行機の畿内販売で話題になったようです。
「栗天照」は、宮崎の栗焼酎です。栗の名産地としては、茨城がダントツですが、東日本で栗焼酎はつくっていないようで、次いで熊本と愛媛となり、宮崎と兵庫も多いようで、宮崎は麦焼酎や芋焼酎が多いですが、幾つか栗焼酎もあり、その中の一つが「栗天照」です。
今は、泡盛の「久米島の久米仙」を愉しんでいるので、その次に堪能したいと思っています。
寒波が訪れたタイミングで、長年使っていた電気毛布が動作しなくなり、急遽、電気毛布を買いました。電器店の電気毛布コーナで、いろいろな種類がありましたが、暖かくなれば良いので、安価なものから選びました。一昨晩は、目が覚めた時に、枕元の室温計が3℃で、電気毛布が作動せず、寒かったですが、昨晩は電気毛布のお陰で、普通に眠れました。