カセットテープ
カセットテープの音声を、デジタルデータ化する作業をしています。
よく使っていたのが、米国3M社製の「Scotch」ブランドのカセットテープでした。このデザインのテープが、当時のScotchのラインナップの中で、もっとも安価だったと思います。
そして、ラインナップとしてはワンランク上のカセットテープ、値段がどれぐらい違っていたのか?それと違いがわかっていたのか?覚えがないです。
その後の、デザインが一新されたラインナップの、最も安価なテープだと思います。結構、このデザインのカセットが多くありました。
当時は、業務用のオープンテープでは定評があったScotchのテープを最も愛用していましたが、その次に多いのが、TDKのテープです。
TDKのラインナップの中で、最も安価なタイプだったと思います。120分テープ(片面60分)は、テープ厚が薄くて、メカ系で絡みやすかったり、切れたりして信頼性が低かったのですが、1時間の録音ができるのが魅力で、結構ありました。
TDKのラインナップの中で、Dタイプの一つ上ではなくて、ひょっとしたら、最も高ランクのカセットだったかもしれません。TDKには、クロムテープを使ったSA(?)というラインナップもあった記憶があり、更にもう一つぐらいあったように思います。更にその後に、メタルテープを使ったカセットテープも出現して、一本だけ購入した記憶があります。
富士フィルム製のカセットテープも何本かありました。Range2が、ラインナップの中で、最も安価で、Range4があったような記憶があります。
当時、世界的に磁気テープは、米国3MのScotchテープと、西独BASFのテープが2強だったように思います。ただ日本でBASFのカセットテープは珍しく、知名度もなくて、それほど出回っていなかったように思います。
カセットの音をパソコンに取り入れようとして、ヘッドホン用の音声出力端子はありましたが、音声入力用のマイク端子がないことに気付きました。買い替えた一つ前のノートパソコンにはあったような気がするのですが、普段使わないので、わからなかったです。仕方がないので、音声ライン入力をAD変換してUSBで出力するオーディオキャプチャケーブルをネットで購入しました。CD-ROMが付属して、取り込みソフトがあって、簡単な編集も出来て便利です。