寄席通い
片づけをしていると、寄席のプログラムが出てきました。平成27年7月中席で、調べると学芸大附属へ出張へ行った折に立ち寄った時のものです。
トリ(夜の部の主任)が柳家三三でした。たまたま入った平日の夜席で、比較的空いていました。中入り前が三遊亭円丈で老けたなあ~と感じた記憶が残っています。円丈の訃報に半月ほど前に接したばかりです。
プログラムを懐かしく眺めていると、コラム記事に円菊の写真があり、翌月の余一会の昼に「円菊一門会」のアナウンスがありました。この時に、既に亡くなって3年ということになります。
そのプログラムの夜席を愉しんだときの写真を、パソコンのデータから探し出しました。伊勢丹正面の追分交番の前を通って、しばらく行った路地に入ると
昔ながらの佇まいを残している新宿末広亭、久し振りに来て懐かしかった記憶が蘇りました。以前は毎週のように上野・鈴本や浅草・演芸ホール、池袋演芸場へ通っていたのですが、神戸に越して、今はCDやネットで時折落語を楽しむ程度です。
夜席がはねた後の雰囲気も好きです。足早に家路に向かう人や、ちょっと一杯ひっかける人が入り混じった雰囲気
末広亭から駅前大通りまでの間には、呑み屋や食事処が並んで、夜席がはねた後は、結構賑わっていたなあ~と、改めて思い出しました。
ちょっと懐かしくなって、改めて色々探していると、古い上野・鈴本のプログラムが出てきました。
寄席通いしていた頃のプログラムは残していたわけではなくて、この 志ん輔・三木助 真打昇進披露公演の時だけは記念に残していたようです。確か、昼席の三木助と、夜席の志ん輔と2度行った記憶があり、プログラムが2つの残っていました。
昼席の三木助の時は、師匠の5代目小さんが中入り前、夜席の志ん輔の時は師匠の志ん朝が中入り前で、 昼席の小さんの前は小せんとさすがに豪華なメンバーだったようです。そして35年前で、既に亡くなった方も多いなあ~と・・・