コノハナノサクヤヒメ

 1週間ぐらい前までは、上着とマフラー、それに手袋をしていたのが、昨日の午後は半袖姿もあり、ジャンパーなどの上着を着ているのを目にすると暑苦しくないなかなあ~と感じるぐらい、一気に春めいてきました。

 玄関脇のスズラン水仙が綺麗に咲き誇っています。そして紫陽花の若葉も大きく青々と育っています。

 古事記に登場するコノハナノサクヤヒメ(木花之佐久夜毘売)は、大山津見神(オオヤマツミ)の娘で、姉がイワナガヒメ(石長比売)です。そして大山津見神はイザナミとイザナギの間に神産みで生まれています。

 アマテラスの命を受けて地上に降臨したニニギは、コノハナノサクヤヒメに一目惚れをして求婚をし、父の大山津見神はそれを喜んで、コノハナノサクヤヒメと共に姉のイワナガヒメを一緒に嫁がせようとしたそうです。

 ニニギは岩のように醜いイワナガヒメを送り返し、美しいコノハナノサクヤヒメとだけ結婚したそうです。大山津見神は「私が2人を一緒に差し上げたのは、イワナガヒメを妻にすれば天つ神の子であるニニギの生命が岩のように永遠のものになるはずであったのに、コノハナノサクヤヒメのみを妻にしたため、木の花が咲き誇るように繁栄はするだろうが、生命は儚いものになるだろう」と怒ったそうです、これより天つ神の子孫である天皇に寿命が生じることになったそうです。

田中神社(松江市佐太神社摂社)西社:コノハナノサクヤヒメ、東社:イワナガヒメ、2013Aug11

 11年前に島根を観光した時に、佐太神社の北にある摂社の田中神社がイワナガヒメとコノハナノサクヤヒメを祀っているので、訪れました。

田中神社西社:コノハナノサクヤヒメ、2013Aug11

 神戸では昨日(4月1日)が桜の開花日だったそうです。玄関脇のスズラン水仙が咲き誇るのを目にして、また昨日の桜の花の開花の報に触れて、古事記のコノハナノサクヤヒメの話を思い出しました。

 されば時分の花をまことの花と知る心が、真実の花になほ遠ざかる心なり。ただ人ごとに、この時分の花に迷ひて、やがて花の失するをも知らず。初心と申すは、この頃の事なり。
  風姿花伝 二十四・五より、世阿弥

 今朝は放射冷却で温度が下がったので、薄い上着を着て体育館のジムに向かいました。

 今日は途中の休憩を入れて約2時間のトレーニングで、平均脈拍数が127bpmで運動消費カロリーが771kcalでした。無酸素運動と有酸素運動とのバランスも良い感じだったと思います。ジムに通い始めたのが昨年の6月末だったので、約9か月になります。最初は筋トレの負荷を15kgや22.5kg(負荷が7.5kg単位で調整可)で始めたのですが、最近は、負荷を30kgや37.5kgにして筋トレをしていました。4月で新学期になったので。今日は休憩後の2回目のセットで45kgの負荷に挑戦、少しキツイので8~10回の繰り返しを2,3度にして、それほど無理なくできました。今月は筋トレの負荷を「30kg or 37.5kg」から「37.5g or 45kg」へと1ランクアップの挑戦を試みようと思っています。

 ランニングマシンも、ジョギングとウォーキングのインターバルで、ジョギングの速度が7~8km/hだったのが、今日は9km/hに何度か挑戦、ちょっとキツイかったですが、ランニングマシンも今月は速度アップして心肺機能の強化をしたいと思います。昨年は、結局姫路までの往復100kmのサイクリングをしていないので、今年は是非姫路まで自転車で行きたいです。

 汗をだいぶかいて、帰りは上着なしで帰宅、すぐにシャワーを浴びました。

itsumi
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