回転寿司
初めて回転寿司を食べたのは、大学を出て研修が終わって配属された千葉・柏でした。当時の柏駅は、東口にダブルデッキがあって、そごうと高島屋別館があり、旧水戸街道までイトーヨーカドー等の商店が連なり、さらに南側には、二番街という大きなアーケード商店街がありました。
アーケード商店街の南側を出た辺りに、回転寿司の店があって、店舗の中央に回転のレーンが廻って、その中に寿司職人が2人か3人いて、店舗の中央の島状のレーンに囲まれた中で寿司を握って、順次レーンに流す感じで、まさに回転寿司でした。
最初は物珍しくて、廻って来る鮨の皿をどんどん食べて、当時は全部1皿100円で10皿食べておなか一杯になった記憶があります。2度か3度行ったような気がしますが、当時は、その店以外での回転寿司で食べた記憶がないです。
昨日、母とみなとやま水族館を再訪した帰りに「がってん寿司」という回転寿司でランチをしたのですが、大きなレーンの中で鮨を握っていました。ただレーンには鮨が廻っているわけではなくて、商品の宣伝が廻っていました。最初から鮨を握るのではなく、上にご飯を入れると、下からシャリが出ている機械が各所にあって、其処にネタを載せて、皿を客席に手で持ってきました。注文はタブレットで、注文内容はワイヤレスで中に伝わるようです。
「がってん寿司」は元々が埼玉のようで、店舗はほぼ埼玉が多く、1年務めていた埼玉・川口の高校の近くにも店舗があり、また7年間住んでいた埼玉・三郷の駅前にも店がありました。そして東京西部、栃木、神奈川、群馬が多いようで、関西では どうも神戸に2店舗あるだけで、海外の韓国、中国、台湾で結構店舗を展開しているようです。
人気五種盛りです。皿ではなくて、鮨下駄に載ってきました。回転寿司で鮨下駄に載って出されるのは、思いもよらなかったです。
コハダ・・・関西の鮨屋では、あまりメニューにコハダがあった記憶がないです。どうも関西ではツナシ、あるいは一般にコノシロやシンコというそうで、食べていたけど名前が違っていただけで、カウンターで「コハダ」という注文をしていなくても、にぎりセットの一品に入っていたりして、意識して食べていたわけではなかったのかもしれません。
初めて行った柏の回転寿司は、幅が2mぐらいで、奥行きが5~6mぐらいで、周囲に十数人椅子席がレーンを囲んでいたイメージですが「がってん寿司」は、テーブル席がメインで、結構大きなレーンで、写真右奥のバックヤードにもレーンが連なり、奥でも寿司をつくって流すようになっているようです。