傷痕 ~ 元町散策 1
昨日は二十四節気の芒種、神戸の元町を散策しました。
慶応4年に外国人居留地の西端となる鯉川の河口に第三波止場として築造されたのがメリケン波止場でした。当時は米国領事館が鯉川河口西岸にあったことから「アメリカン」の英語の原音発音から「メリケン波止場」となったそうです。米国領事館の跡地には大正7年に神戸郵船ビル(旧日本郵船神戸支店)が建てられ、それが写真の背景に映り込んでいる建物になります。鯉川の川筋の東側に外国人居留地がつくられたので、米国領事館は居留地外ということになります。鯉川は、今は鯉川筋という南北の道路・メリケンロードとなって、大丸神戸店前のスクランブル交差点、元町駅の東側を経て旧神戸移住センターに至ります。
太平洋戦争中はメリケン波止場という名称ではなくて萬国波止場に改称されたようですが、戦後にメリケン波止場に戻っています。神戸港でもっとも古い波止場でした。
中学生時代、メリケン波止場の東側、京橋の近くの現在の神戸地方法務局の建物の中にあった神戸海洋少年団に入って、この辺りでカッター訓練をしていました。
阪神淡路大震災で、古いメリケン波止場は壊滅的な被害を受けて、崩壊状態になってしまいました。震災遺構として神戸港震災メモリアルパーク」被災当時のままの状態で保存されています。震災の傷痕がそのまま残っているのは、淡路島の「淡震災記念公園野島断層保存館」もあります。
垂水駅前のスーパ・トーホーストアが今日の正午で閉店。今日は商品の入荷がないようで、昨日の時点で、かなり商品は少なくなっていました。
生活習慣病の薬を貰いに、掛かりつけ医に行くと、厚生労働省によって6月から「生活習慣病 療養計画書」なるものが出来たようです。それほど重度でもないので、「形式的ですが・・・」と、 療養計画書をつくってもらいました。帰宅してよく見ると「高血圧症」にチェックが入っていましたが、高血圧でもなく、治療を受けているのは「脂質異常症」です。