中突堤 ~ 元町散策 2
一昨日6月5日の元町辺りの散策の続き・・・
メリケン波止場は、西隣に昭和初期にできた中突堤という国内航路の発着で賑わった突堤があったのですが、メリケン波止場と中突堤の間の水域が埋め立てられ、今は広いメリケンパークとなって、その南端には「BE KOBE」があり、撮影スポットになっています。
旧中突堤となるメリケンパークの西岸壁は、根元の部分が埋め立てられていますが、以前は写真中央にある中突堤中央ターミナルのビルの部分も海で、さらに写真奥となる北側の倉庫群の前に岸壁があった状態でした。今はメリケンパークの西側は埋め立てられて、神戸駅の東側に広がるハーバーランドまでつながって、神戸港遊覧船の発着場となっています。
補強工事のために2年以上覆いをかぶっていたポートタワーが4月末から再オープンとなっています。係船柱・ボラードが岸壁に並んでいる光景とポートタワーを1枚の写真にすると、懐かしさのようなものを感じます。
再オープンしたポートタワーは予約制になって、再オープン当初は混雑していたようですが、もう1ヶ月以上が経過して、平日はほぼ当日でもOKのようです。
小学生の団体が彼方此方にいました。校外学習で、神戸港めぐりの遊覧船に乗るようです。
ポートタワーの北側は芝生になっていました。以前はここにターミナルビル(中突堤中央ビル)があり、西側(写真右端)は埋め立てられていますが、中突堤の西側の岸壁が続き、関西汽船や加藤汽船が運航する瀬戸内海航路のターミナルとして館内は飲食店や土産物店などあり、船を待つ方々で賑わっていました。四国・九州、奄美などへ多くの航路が就航し、沖縄復帰前までは黒潮丸が就航していました。子供の頃の思い出としては、神戸でもっとも賑やかな場所の一つだった記憶があります。