本の案内・図書目録
以前は、大きな書店のカウンターには、各出版社の無料の図書目録や、新刊書の案内、文庫本の解説目録などが並んで、それらを見て新しい本を買っていました。この時期には「夏の課題図書」と題した冊子も多かったように思います。最近はネットで検索することが多く、図書図録や解説図録を見ることがなくなっていましたが、久し振りにカウンターの並んでいる無料の案内を幾つかもらってきました。
あとで調べると、文庫本の解説目録は、PDF版をダウンロードしたりWebで閲覧するようになって、一般向けには配布していないようです。ネットの検索が一般的でなかった頃は、図書図録や書店の店頭で探していましたが、今は気になることはネットで検索することが多くなって、書店に立ち寄ることも減りました。
一昨日に話題の「百年の孤独」が文庫本化され販売となったので、買おうかなあ~と書店に立ち寄ったのですが、文庫本なのに1375円、結構分厚い文庫本だったので、新しい長編を最近は読んでいなかったので、手に取った本を戻しました。代わりに池澤夏樹の冊子が無料で並んでいたので、こちらはしっかりと貰いました。
著者のガルシア・マルケスは40年ほど前にノーベル文学賞を受賞して、世界中で翻訳され、5000万部以上のロングセラーですが、一昨日に新潮文庫から出たばかりでした。最近は短編や短歌集などを読むことが多く、ちょっと長編小説に敷居の高さを感じてしまいました。