神戸の街
最近は繁華街へ出掛けることが少なくなってしまいました。コロナ禍の後遺症かもしれません。
学校を出て社会人の第一歩を踏み出したのが千葉の柏で、会社の寮と配属先の事業所との間に常磐線柏駅の繁華街があり、仕事帰りに立ち寄ることが多かったです。休日には東京の街へ出掛けることが多く、その後は埼玉の三郷に住んで、東京の池袋の専門学校まで通勤だったので、仕事帰りには池袋の繁華街や東京の街に立ち寄ったり、休日にも通勤定期があったので、東京の街まで足を延ばすことは多かったです。
その後、神戸に戻って、最初は定時制高校勤務で、出勤前に元町や三宮の繁華街に立ち寄ることが多かったです。最近は垂水区内や、車で郊外のスーパーやホームセンターへ出掛けることが多く、あまり神戸の街をブラブラすることが少なくなりました。
三ノ宮センター街、神戸で最も人通りが多いスポットの一つだと思います。アーケード商店街としては、昔からある元町商店街の方が好きなのですが残念ながら昔ながらの店舗が減ってしまっています。三ノ宮商店街はアーケードの天井が高く、これは大阪の心斎橋や戎橋のアーケードよりも見栄えがするように思います。
三ノ宮と元町の繁華街はシームレスで連続していますが、その境目となるような「トアロード」という南北の通りで、此処の箇所は道幅が狭くて一方通行ですが、休日の人通りが多いので、見渡す限り横幅が広い交差点になって、向こう側が三ノ宮、手前側が元町。道路の奥には三ノ宮神社があって大丸神戸店の玄関となるロケーションです。
三ノ宮駅の駅ビルが取り壊されて、再開発の真っ最中です。此処に高さ約160メートルの三ノ宮新駅ビルが建つようですが、5年先です。
三ノ宮のサンプラザやセンタープラザのビルは建て替えが進まず、震災から30年経ってもそのままで、今は2階や3階はヲタク系の店が並んで、ちょっと空気感が違います。
阪神電車の三ノ宮駅、以前は天井に行先案内が吊り下げられていましたが、今は床面の案内表示が増えて、なんだか写真映えがするので、レンズを向けました。
意味もなく、いつも、つい撮ってしまうのが、近鉄線直通の奈良行の電車が発着する頭端式ホーム、以前は神戸から奈良へ行くには、大坂駅で地下鉄に乗り換えて難波駅から近鉄奈良線に乗っていたので、途中の乗り換えが2~3回必要だったのが、今は、ここで1回乗り換えだけで済みます。
久し振りに神戸高速線に乗りました。阪神電車と阪急電車と山陽電車の分岐点の駅、阪神三ノ宮駅はリニューアルしましたが、神戸高速線の駅は、開業当時の昭和の面影を感じます。
阪神三ノ宮駅で奈良行の近鉄電車を見て、阪神電車に乗って、高速神戸駅で阪急電車を見て、その後、山陽電車に乗りました。