ローマの休日

 昨年末に、NHK-BS4Kで放送されていたオードリーヘップバーン主演の「ローマの休日」を見ました。今、NHK-BSで再放送されている朝の連続テレビ小説「オードリー」は、岡本綾演じる主役の佐々木美月が、アメリカ帰りの父親がオードリーヘップバーンにちなんでつけた愛称がオードリーです。

ローマの休日・Roman Holidayは1953年の作品で、71年前のモノクロ映画で、ストーリーはヨーロッパのある国の王位継承者であるアン王女が、ヨーロッパ各国を親善訪問中の最後に訪問したイタリア・ローマで、宿泊先を抜け出して偶然出逢った新聞記者と1日だけローマの休日を楽しみ、恋に落ちる話です。

 結構、荒唐無稽な展開で、最初はスクープを狙ってアン王女に近づいた新聞記者も、いつしか恋に堕ちて、結局はアン王女のことをスクープ記事にしていないです。

 最後に宿泊先に戻って、ローマを発つときにアン王女は記者会見をするのですが、そこに共にローマの休日を楽しんだ新聞記者も参加しているのを見つけて、個別に記者に挨拶をすると突然にアン王女が言い出し、その折に同行したカメラマンがアン王女にそっと「ローマの記念」にと渡した写真です。

 記者会見後に、最後に振り返ったオードリーヘップバーンのシーンが印象的でした。

 ネットで検索すると、映画評論家の淀川長治が、このローマの休日を解説している動画がYouTubeで見つけました。

itsumi
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