日御碕
島根県の大雨で、出雲神社から日御碕(ひのみさき)へ向かう海岸線沿いの県道29号線が大きく崩れたそうで、日御碕の集落や観光地と出雲市街地を結ぶ唯一の経路が遮断されている状態のようです。
11年前に出雲を訪れており、崩落した県道29号線を車で走っているので、ニュースに触れてパソコンの写真データを確認しました。
県道29号線は「みさき うみねこ街道」という愛称があり、片側が岩肌が迫るような感じで、反対側は崖の下が海という海岸線を縫うように走る県道で、カーブも多くて視界も悪いので、11年前ですが運転した記憶が鮮やかに残っています。途中で車を停めた記憶もあったのですが、探すと写真を撮っていました。
日御碕灯台周辺は、土産物屋が並び、日御碕神社や海水浴場、そして宿泊施設も多く、夏の観光シーズンを控えてこの時期に、唯一の経路の遮断は、大きな打撃のようです。
崩落した県道の個所がわかりませんが、日御碕の半島の山中を県道23号線が走り、宍道湖の西へ抜けることが出来るのですが、山中を走って、かなり大回りになります。
11年前は、出雲神社から県道29号線で日御碕灯台へ行って、その後少し戻って途中から県道23号を走って、を経て、山奥の岩場にあった韓竈神社を訪れています。真夏で、結構山道を歩いて、その後は登山のようにして辿り着いたのが岩の裂け目を通って、祠のような神社でした。
麓の空き地からの往復で、迸るような汗をかいた記憶が、日御碕の県道崩落のニュースに接して、思い出されました。