坂の街~丘と谷
朝の散歩は、明石海峡沿いの海岸を通るコースが続いていましたが、今朝は足の負荷をかけるトレーニングを兼ねて、垂水区内の丘と谷の坂や階段を責めました。
垂水は東に、五畿内摂津国と西国播磨国との国境の山・鉢伏山から塩屋の谷川までの山裾に広がる丘陵、塩屋谷川と福田川に挟まれた東垂水・滝の茶屋の丘陵、福田川と天神川に挟まれた高丸の丘陵と旭ヶ丘の小さな丘陵、天神川と山田川に挟まれた霞ヶ丘・歌敷山の丘陵と舞子台の丘陵、そして山田川と朝霧川に挟まれた狩口台・朝霧の丘陵があり、海岸線に並行に東西に進むと、丘陵と谷間の坂の上り下りばかりです。
まず、歌敷山・霞ヶ丘の丘陵から天神川(暗渠)沿いの谷間になっている商大筋を渡って、旭ヶ丘の小さな丘陵の北側を迂回して高丸の丘陵にある上高丸団地へ、
途中で、有料道路の第二神明道路に架けられた陸橋を渡ります。
潮見が丘へ向かう坂道、何となく坂道の感じが、横浜の根岸から山手へ向かう坂道のような感じです。でも横浜の山手辺りは、横浜のメジャーな住宅地ですが、潮見が丘は神戸ではマイナーな住宅地で、この先はゴルフ場があるぐらいです。
山陽バスのゴルフ場前のバス停は、回転するスペースがあるターミナルのようなバス停で、5つの系統のバスがあり、ここを終点始点とするバスもあります。
バス停の近くにはプロテスタントの教会も昔からあります。
潮見が丘から、また第二神明道路の陸橋を渡って、千鳥が丘方面へ、6時前で、国境の山・鉢伏山の稜線から朝日が貌を出して、東の空をオレンジに染めていました。
下り坂で、千鳥が丘・向陽方面、坂や階段に沿って住宅が建ち並んでいます。
坂を下りながら、左手にオレンジに染まった東の空を眺めることができ、きれいでした。
坂道の真正面に稜線のようなものが見え、「あれっ?」と思ったのですが、明石海峡越えの淡路島の山並みでした。
小学生時代、塩屋谷川と福田川に挟まれた東垂水・滝の茶屋・ジェームス山の丘陵に住んでいて、福田川を越えて、この「クラブ前」のバス停までが行動範囲でした。クラブって何だろう?と思っていました。改めて調べると、昭和時代の太平洋戦争前に、この高丸の丘陵地に富裕層の別荘があり、別荘を持っていた人の集会所として「高丸クラブ」というのがあったそうです。ただ昭和20年の空襲で焼失して、その後は再建されず、バス停の名前として残っているだけのようです。
今はバスの経路が変わっていますが、以前はバス道だった道路に、木がせり出していました。
住宅地の一角に鬱蒼とした鎮守の杜があり、垂水の厄除け・瑞丘八幡神社があります。
そして冒頭にも掲載したように、再び坂を上って、高丸の丘陵へ
住宅の間から、明石海峡大橋と淡路島の稜線が、朝日を浴びて輝いているのが見えました。
高丸の丘陵から、西の谷間へ向かう急な階段、その向こうに旭ヶ丘の丘陵があり、その向こうに明石海峡大橋の主塔が望めます。
旭ヶ丘の丘陵は小さな丘陵ですが、坂は急です。
旭ヶ丘の丘陵の西側の坂からは、舞子駅前の高層マンションが一望できました。
今朝は、丘陵と谷間の坂や階段の上り下りで1時間26分、6.73kmの散歩でした。運動消費カロリーが442kcalで、平均脈拍数が110bpm、坂道が多かったので、無酸素運動が6分あり、最大脈拍数が139bpmでした。