早朝の秋風
9月の下旬になっても残暑という言葉よりも猛暑という言葉がお似合いの昼の暑さが続いていますが、昨日の夕方にぐらいから風が通り抜けるようになりました。
奄美大島から上海方面へ北西に進んでいた台風14号が、南京の手前ぐらいで進路を変えて、慶州を経て山陰沖に向かっているようです。
天気図を見ると、気圧配置の関係で秋雨前線が上海・慶州から能登半島へとかかっているので、どうも秋雨前線に沿って台風が東進するようで、今日は神戸も午後から雨という天気予報になっています。
煌々と街灯が点いて、昨日と同じような時間帯ですが、曇天で昨日よりも薄暗い中を朝の散歩
五色塚古墳と小壺古墳越しにマンションの常夜灯の街並み、その向こうに明石海峡大橋の本州側の主塔で、背景には曇天の空が広がっている光景
マンションのエントランスの暖色系の照明、細い道路の向こうには明石海峡が望めます。
「限りなく透明に近いブルー」、芥川賞の村上龍の作品をタイトルを思い浮かべるような、限りなく寒色系に近い灰色の空が明石海峡の上空に広がっていました。
ついレンズを向けてしまう構図です。舞子台から海岸までの下り坂越しに架け橋・海峡・島影・・・
日の出の時刻を少し過ぎた東の空、グレーの雲の一部がブルーに染まっているのは、曙光が分厚い雲を通る中で波長の長い光エネルギーが雲に吸収されたのかなあ~と。
風があったので、それほど体感温度は高くなく、汗も少なかったようです。「秋は風色」というフレーズが頭に浮かんだのですが、帰宅してネットで調べると80’s POPsの「風は秋色」の唄のタイトルとの錯誤でした。