聖餐を通してアバ父!と
この日曜日は、礼拝の中で聖餐式に臨みました。これまで聖餐における聖霊なる神、子なる神を考え、思い巡らし、またいろいろな立場のものを読みましたが、聖餐における父なる神に関しては思い及ぶことはありませんでした。最後の晩餐、十字架、見える品々(パンとぶどう酒)、聖霊の働き、御言葉・・・と、いろいろなキーワードを頼りにして聖餐を考えたことはありますが、父なる神が抜けていました。
聖餐の中で、見える品々と御言葉によって、聖霊なる神と子なる神を通して、天にましますところの父なる神を「アバ父」と呼ぶ、こに聖餐のクライマックスがあるのかなと、ふと思いました。
あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋にはいりなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。
マタイにより福音書6章6節 新改訳
「天にまします父なる神よ」と、祈りるのにもっともふさわしい場のひとつが聖餐式なのかもしれません。聖餐の場は奥まった、隠れた所のひとつかな、と聖餐の中で思いました。
子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父。」と呼びます。
ローマ人への手紙8章15節より 新改訳
Feb 6,1996