車の半年点検へ行きました。前回の車検時にサービスパックに入っているので、半年ごとの半年点検と1年点検の料金も含めて車検時に払って、オイル交換を含めて点検を受けることが出来ます。

　点検終了まで４０分ほど掛かるので、その間、近くの湊川を散策しました。明治・大正そして昭和初期まで、神戸の最大の繁華街が湊川と、それに続く新開地でした。その後は神戸の中心的な繁華街はターミナル機能に優れた三ノ宮や元町へシフトして、そして新長田や神戸駅の浜側のハーバーランド、灘浜のHAT神戸が副都心的な位置付けで開発される中で、かつての神戸の中心的繁華街は、昭和から平成を経て令和の今は、ノスタルジーを感じる街並みのように感じます。

　湊川パークタウンという２階建てのショッピングセンターです。元々は湊川（古湊川）だった場所で、河川氾濫のごとに土砂が堆積して天井川になっていたのを、明治34年に川の付け替え工事をして、天井川となった古湊川が周囲より高くなっているので、その河川跡の東側の斜面に出来たのがパークタウンです。2階の一部が昭和レトロな雰囲気を醸し出すような改装をしていました。

　パークタウンの北側（古湊川の川上）には「東山商店街」が広がっています。朝ドラ「おむすび」の舞台となった「水道筋商店街」とともに、神戸で活気のある昭和時代からの市場（商店街）です。今も個人商店が大半で、水道筋商店街よりも庶民的な感じで活気があります。

　昔ながらの八百屋さん、魚屋さん、それに雑貨店など、昭和時代そのままの店が軒を並べています。

　東山商店街の南端の八百屋さん、いつも会計の行列が長く続いています。安くて人気の店のようで、一昨年は買い物をしましたが、ディーラーから歩いてきたので、今回は買い物はしませんでした。

　点検の結果、バッテリーの交換をした方が良いという提案を受けましたが、今の車はコロナ禍で買い替えをしそびれたまま、ずるずると十数年乗っており、7月の車検を通して、もう2年乗ったとしても、それ以上はないと思っているので、ディーラーの高いバッテリーではなくて、とりあえずの安いバッテリーにするか、買い替えを急ぐかにします。寒い時期に入るので、バッテリーの交換はしようかと思います。

　帰り際、担当者からドーナツセットをもらいました。7月車検なので、12月か1月に半年点検となって、いつもは1月にお年玉プレゼントのようなものを貰うのですが、12月に半年点検をした記憶がなく、12月だとクリスマスプレゼントのようです。