日用の糧
がんばるぞ!信じるぞ!って、わたしが勝ち取るものではないですよね。「受ける恵み」を「勝ち取る恵み」と錯覚する人間の弱さを、そして、「受ける恵み」を待つことの出来ない人間の弱さを、すべて神様はご存じなんですよね。
この夏は、聖会等の予定を全然入れませんでした。震災の影響で、なかなか予定がたたなかったこともあるんですが、わたしの心の隅に「あんな大きな災害に遭って、信仰が強められた」というような傲慢さが芽生えているんです。悲しいことですが心の中に芽生えているんです。「聖会なんか行かなくても、神様、俺は大丈夫」という思いがあるんです。
信仰のドリンク剤って、弱って、疲れて、藁をもつかむような時より、傲慢に高くそびえ立つ「鼻」をへし折るのに、より効果があるのでは?(そんなのは、わたしだけですか?)
ドリンク剤に手を出そうとしない<今>こそ、《トリガーにできるくらいのコンディション》なのかもしれません。
日々の糧を、心から感謝して食べたいです!「信仰の基礎体力」のためにも、この世で、ひとりの人として生きるためにも、「腹が減っては・・・」ですよね。
July30,1995