翠溪

 新温泉町という兵庫県の日本海側出身の明治の歌人・翠溪(すいけい)こと前田純孝(すみたか)の本を2冊、予約していたのが届いたので垂水図書館で受け取りました。

 明治の文芸誌「明星」を主宰した与謝野鉄幹が「東の啄木、西の翠溪」と評した歌人でしたが、結核で早世しています。湯村温泉を舞台としたドラマ「夢千代日記」で、主人公の夢千代(吉永小百合)が原爆症で病に苦しむ中で、翠溪の歌がたびたびドラマで取り上げられて気になっていました。先日BSで再放送があって、翠溪の歌が何度か登場したのですが、翠溪の歌集は現在販売されていないようで、神戸市立図書館で検索して予約していました。

 前田 純孝は兵庫県師範学校(現神戸大学)を経て東京高等師範学校(後の東京教育大学で現筑波大学)に進学して、その当時に「明星」に投稿していたようです。兵庫県師範学校は後に御影師範学校と改称しており、詩人の八木重吉が東京高等師範を卒業後に御影師範の教員となった経歴があり、そして結核で早世しています。

 御影師範学校の校地は、太平洋戦争後に、西側が新制の御影中学校の校地となり、東側は神戸大学御影分校となって文理学部の校舎となっていました。六甲台に移転後に御影工業高校の校地となり、8年間教員として勤めていました。 八木重吉は御影師範の教員の後に旧制の東葛飾中学校の教員となっています。現在の千葉・柏市にある東葛飾高等学校になります。新潟・長岡の大学を出て大阪と奈良で新入社員研修を受けた後に配属されたのが柏市で、当時住んでいた寮と職場の間の国道6号線沿いに東葛高校があって、毎日東葛高校のグランドの横の歩道を通勤で歩いていました。

 昨日のジムは2時間2分のトレーニングで運動消費カロリーが904kcalで、平均心拍数が126bpm、腹筋と背筋を百数十回して、有酸素トレーニングストレスが3.9で「向上」でした。

 今日は1時間26分のトレーニングで運動消費カロリーが547kcalで、平均心拍数が126bpmでした。厳しい寒さでジムへ行くまで手袋をしていたのですが指がかじかんで、身体も寒さで堅いような感じで、それほど負荷をかけない筋トレでも心拍数が普段より上昇したので、今日は筋トレ時間や回数を抑えて、ランニングマシンでは競歩程度のウォーキングと軽いジョギングを短期間で済ませました。腹筋と背筋は百数十回だったと思います。有酸素トレーニングストレスが3.3で「向上」でした。

itsumi
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