生成AI

Image_Fx,Googe生成AIの出力例

 2年ぐらい前から、急にAIが気軽に利用できるようになって、最近はテキストの生成だけではなくて、画像や動画を生成するAIも、ネットを通して一般ユーザが使えるようになりました。人工知能言語としては、FORTRANとCOBOLに次いで3番目に古いプログラム言語のLISPが半世紀以上前からあり、LISPは自分自身を eval(自分自身をevaluate[評価]する関数)を記述できる 人工知能(AI)言語で、リスト処理や再帰などの多くの概念が半世紀前に実現されていました。高専時代の同期が卒業研究でLISPを扱っていましたが、当時は未だAIの概念がよくわからなかったです。

 ChatGPTが3年前の秋に公開され、その半年後の2年前の春ぐらいには一気にAIブームが巻き起こり、昨年買った10inchのタレットはAI対応を銘打っており、今年発売されるスマホはAI対応仕様を売り文句にしたり、MPUにCPU(演算処理)とGPU(画像処理)以外にNPU(Neural Processing Unit、AI処理)を組み込んだものが登場するようで、ローカルでAI処理をする時代になるようです。高専時代に8bitのCPU(まだFloating Point Unit:実数演算処理に対応していなくて整数演算のみ)の時代で、機械語でPCの世界に入った当時のことを考えると隔世の感があります。

 ひとりのユーザとしてネットで無料で使用できる画像生成AIのひとつ、Googleが提供しているImage_Fxを使って明石海峡の春の景色の画像を生成しました。淡路の島影の輪郭が実際と異なりますし、架橋も実際とは異なりますが、舞子の烏崎城址の舞子ヴィラから眺めた海峡の景色の雰囲気は上手く出ています。

 MicroSoftが提供しているCopilotというAIで、この光景を詠む短歌を生成しました。

淡路島 春の風抱き 海峡に 陽光輝き 平和の眺め
 MicroSoft Copilot

Image_Fx,Googe生成AIの出力例

 春霞に煙る海峡の景色をImage_Fxを使って画像を生成すると・・・春の午後には、確かにこんな感じです。この光景をCopilotで短歌を生成しました。

春霞 淡路の影を 薄れさせ 船行き交いて 静かなる波
 MicroSoft Copilot

Image_Fx,Googe生成AIの出力例

 どこまでも続く菜の花畑をImage_Fxを使って画像を生成して、この光景をCopilotで短歌を生成しました。

菜の花の 黄金の波に 包まれて 春の陽光 心地良き風
 MicroSoft Copilot

Image_Fx,Googe生成AIの出力例

Image_Fxで”Impressions of the city of Kobe”とだけ入力して生成された画像です。Image_Fxではメリケンパークの光景が神戸の印象となっているようで、「百萬$の夜景」というパターンで夜景の画像を出力したのかもしれません。でも六甲山系の山々と大阪湾の海に挟まれた細長い神戸の街の実際の光景ではなくて、なんだか川沿いにメリケンパークがあり、神戸の街が平野にあるような光景になっています。どのような処理をして、この画像を出力したのか?ちょっと興味があります。

Image_Fx,Googe生成AIの出力例

 オーケストラの演奏が終わった後に、往年の名指揮者カラヤンに、作曲家のベートーヴェンが壇上に上がってきて互いに感謝の握手をする光景をImage_Fxで生成しました。ベートーヴェンらしい出で立ちで、カラヤンの顔もそれっぽいです。

 まだ動画生成AIには挑戦していませんが、時々YouTubeで、コンテンツの中で生成AIを使った動画や静止画かなあ~と思う場面もあり、知らず知らずのうちに生成AIがすでにいろいろな場面で浸透しているのかもしれません。

 昨日に続いて今日も雨模様で、今日も車でジムへ行きました。ランニングマシンが窓際に5台並んでおり、窓からは福田川河口と垂水漁港越しに、明石海峡大橋を望むことが出来ますが、雨に煙って本州側の主塔だけが見えました。

 今日は1時間34分のトレーニングで、運動消費カロリーが589kcalでした。昨日とほぼ同じ1時間半ぐらいで、昨日よりも筋トレの負荷を高くしたのですが、昨日は負荷を抑えても心拍数が上がって、筋トレ後の休憩でも心拍数がなかなか下がりませんでしたが、今日は平均心拍数が124bpmで、ほぼ通常通りでした。

 実際の筋トレの物理的な運動量と、腕のスマートウォッチが脈拍やジャイロ等のセンサーデータから身体的負荷を推測・算出して表示させていると思うので、体調によっては実際の物理的運動量と乖離があるのかもしれません。体調管理を考えると、スマートウォッチの表示を見ながら身体的負荷を鑑みながら、筋トレの負荷や時間、回数を考慮するのがリーズナブルなんだろうなあ~と自分で納得しています。

itsumi
blog(つれづれに)