元町

 元町へ行ったついでに、元町近辺の散策をしました。中華街の「南京町」はインバウンドの海外からの観光客と併せて春休みで、平日の夕方にも関わらずかなり混雑していました。冬のコートを着ている人もいれば半袖の人もいて、日本語以外の話し声も彼方此方から聞こえてきました。

 修学旅行シーズンではないと思うのですが、数人のグループも多く、甲子園の応援のついでの観光かなあ~と・・・

 三ノ宮センター街が、もう東京資本のような全国的な店が多くなって、古くからの神戸の老舗の店が激減してしまいましたが、元町商店街も、神戸の老舗の店がかなり減って、どこでも見掛けるうような店が増えました。このサワタニの文具店は、なんだか昔ながらの店構えのように思います。

 店頭で昔ながらの生ジュースを売っているフルーツショップ・サンワは、トロピカルフルーツを売りに、店頭には色鮮やかな果物が並んでいるのを目にすると、ノスタルジーな元町らしさを感じてしまいます。

 以前、確かファミリアの本店があった西隣の路地、この光景がお気に入りで、ついレンズを向けてしまいます。

 JR神戸線の高架下、以前は小さな店が所狭しと並んで、週末は人通りも多かったのですが、JRの耐震工事のために、見渡す限りシャッターが降りていました。

 元町駅から神戸駅の手前まで、元町商店街と並行するように、いろいろな店が並び、昔は船員の方が中古の家電を買いに来たり、レトロな商品やアクセサリーの店などがあり、歩いていても飽きなかったのですが、閑散としたシャッター街になっていました。

 賑やかな中華街の南京町とは対照的に、太平洋戦争後の闇市がルーツの高架下商店街は、閑散として廃墟のような感じでした。

itsumi
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