台湾の蒸留酒

 姪夫婦の出産祝いのお返しに、台湾の蒸留酒を2本頂きました。一本はシングルモルト ウィスキー、もう一本は金門高粱酒(キンムンゴーリョンジュー)という台湾独自の蒸留酒です。

 カヴァラン コンサートマスター・・・カヴァラン蒸留所のウイスキーだそうで、箱に書いている説明では、
The Mists of Kavalan
In ancient times, the land of Yilan was called “Kavalan,” a pristine terrain protected by the Soaring Snow Mountain range and fertile Lanyang Plain. Remote and subtropical, this piece of land is situated in the northeast corner of Taiwan where bountiful rainfall and water filtered through Yilan’s rich volcanic soil collide to provide Kavalan’s mineral-rich water source. The history and terroir of this land have combined to create for you this exquisite whisky.


カヴァランというのは台北から少し離れた台湾北東部の地名で、山に囲まれた亜熱帯性気候の盆地のようで、「カヴァランの霧」のような湿潤の土地の水と土とが培ったウィスキーのようです。

 ティスティングノートも箱に書かれていました。
Tasting Notes
[Colour] : Pale apricot
[Nose] :Begins with a soft bouquet of sweet vanilla and toffee underlayed by subtle, silky chocolate with layers of crème brûlée, complex and rich, ripe dark fruits and walnut and almond nuttiness continuing onto the tongue.
[Palate] : Round, thick mouthfeel dominated by a dense burst of this series’ signature taste – luscious tropical fruits elegantly balanced with a lingering long finish.


 まだ開けていないので確認していませんが、色は淡いアプリコット、香りは甘いバニラとトフィーの柔らかなブーケ、そして繊細でシルキーなチョコレートの香りが下地となり、クレームブリュレの層、複雑でリッチな熟したダークフルーツ、クルミとアーモンドのナッツの風味が舌の上まで広がるそうで、そして味は、丸みのある濃厚な口当たりだそうで、甘美なトロピカルフルーツの風味がエレガントに調和し、長く続く余韻へと続くそうで、読んでいると朝から飲みたくなります。

 朝ドラの「マッサン」の放送中に、シングルモルトのウィスキーが味わいたくなってサントリーの「山崎」を買って以来のシングルモルト ウィスキーです。

 金門高粱酒(キンムンゴーリョンジュー)・・・大きく「58」と書いているように、アルコール度数が58度の強いお酒です。金門という名前から台湾本島から遠く離れた中国本土に近い金門島のお酒のようで、高粱という穀物を使って独自の醸造方法で深いコクと独特の香りが特徴だそうです。

 台湾に近い沖縄の泡盛の中でも古酒(クース)は40度以上の強いお酒ですが、それよりも強烈のようです。ネットで調べると少し冷やすと香りが強くなって美味しさが引き立つようで、度数が高いので少量を一口ずつ味わうのが良いようで、浅草の電気ブランが45度の強いお酒ですが、電気ブランのような飲み方が良いみたいで、胃の負担を考えてもピリ辛のものや炭火焼き、台湾料理との組み合わせが良いようです。でも最初は氷でロックや、ミネラルウォーターで割って味わうのが無難かもしれません。半分に割っても30度ぐらいで、焼酎のストレートと同じぐらいの強さです。

itsumi
blog(つれづれに)