エフタの娘

 エフタは彼女を見るや、自分の着物を引き裂いて  言った。「ああ、娘よ。あなたはほんとうに、私を打ちのめしてしまった。あなたは私を苦しめる者となた。私は主に向かって口を開いたのだから、もう取り消すことはできないのだ。」すると、娘は父に言った。「お父さま。あなたは主に対して口を開かれたのです。お口に出されたとおりのことを私にしてください。主があなたのために、あなたの敵アモン人に復讐なさったのですから。」
 旧約聖書 士師記 11章35,36節、新改訳

 夢だったのかな?それにしても誓うって大変なことなんだね!イエスも山上の垂訓で”誓うな”と命じているもんね。

 確かに神に対して誓うってことは、「神様、俺なら大丈夫、きっとうまくやるよ。俺に任せろって!」て~ことだよね。誓うって、言葉が悪いけど、神に対して<我>を主張している部分があるんだよね。イエスは新約の中でそれを禁じたんだね。そして<我>を捨てろ、心を貧しくしていれば御国に入れると・・・・。

 いつのまにか、信じるってことが、<信じる我>に重点が置かれて、ともすれば<信じる我>が目的になってしまって・・・、私だけかな?

 「逢坂のことは夢のまた夢」でないことを願いつつ・・・・。
 July1,1995

itsumi
アラカルト