ロマンが躓きの石

 クリスチャンというのは、朝はパンを食べて、おやつは手焼きのクッキー、夕食はナイフとフォーク、寝るのはベット、そして牧師は(牧師と神父と宣教師の違いなんか、もちろんわからなかった)白人の宣教師で昼間は教会で英会話を教えてくれる・・・、わたしのイメージでした。

 世の中(もちろん日本)のすべてが、こんな軽薄な(?)イメージを持っているとは思いませんが、でも、どちらかというと、ハイカラなイメージがあるんではないでしょうか?それを払拭するのは大変でした。ハイカラやロマンだけでは教会生活はおくれませんものね。

 悪いイメージより、良いイメージの方が良いけど、でも、現実からあまりにも離れると・・。



 今日、大阪の撮影会に行って来ました。午前中に双子の美人のモデルを撮って、それから現像、午後からプリントの体験というプログラム。わたしは撮影だけして、その後は別の、Macによる画像処理のプログラムに入ったのですが、モデルの撮影というのが「現実離れ」したものがありますね。つくられた世界ですね。

 それまで写真に興味がなかったのですが、花や風景を撮りたくて一眼レフを1カ月ほど前に買いました。今は花や風景を撮るのに凝っているのですが、なかなかうまく撮れません。でも、いくつかのライトで照らされたモデルは、自分の思うように撮れるのです。何枚か夢中で撮ったのですが、こんなん撮るためにカメラ買ったわけでもないし・・・との思いが頭をよぎり、注文に応じて微笑んでくれたり、ポーズを撮ってくれるモデルではなく、それを追っている無数のレンズを撮ったりしてしまいました。
 August2,1995

itsumi
アラカルト