むしろ空と山と
あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川
智恵子抄(樹下の二人)
二本松を訪れてから、このフレーズが一番好きになりました。
郡山での結婚披露宴を、日帰りではなく、前日に当時の池袋の職場から直接新幹線で郡山へ。翌朝、東北線の普通に乗って智恵子の生家を目指したのですが、小雨の中で探し当てられずに、午後からの披露宴の時間を気にしながら二本松城(霞ヶ城?)へ。もう十年になるでしょうか?記憶が定かではないのですが、駅からかなり歩いた(歩き回った?)ように思います。
二本松城から見た安達太良山、久しぶりに脳裏に蘇りました。
残念ながら安達太良山の山の上には、青い空ではなくて、どんよりした曇り空、阿武隈川も光ってはいませんでした。でも何故か、
あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川
智恵子抄 樹下の二人
が、一番好きになりました。そこに行きながらも、見ることの叶わなかった光景(風景)でが・・・・。
Sep14,1997