神戸バイブルハウス

神戸バイブルハウスの存在を少し前に知っていましたが、なかなか足が向きませんでした。先日、やっと神戸バイブルハウスに行きました。平日の11時から17時までの開館時間です。
もともとは1904年(明治37年)に、西日本の聖書協会の事業拠点が神戸・京町に出来たのがルーツだそうで、1907年には神戸・江戸町に神戸バイブルハウスが建設され、コールポーターという聖書普及員が西日本一帯に聖書販売や頒布をして聖書を届けていたそうです。伝道者の本田弘慈も、関西聖書神学校の入学前にはコールポーターをしていたそうです。
なお1941年(昭和16年)に、日本聖書協会に吸収される形で神戸バイブルハウスは閉鎖されたそうで、2003年に磯上公園の東にクリスチャンセンター・神戸バイブルハウスとして62年ぶりに復活して現在に至るそうです。

聖書の図書館としては日本唯一らしく、いろいろな聖書が展示されていました。

ただ古い聖書の一部は手に取ることが出来ず、ガラス越しの展示をみるだけです。

ここの展示は、神戸で印刷された聖書が並んでいます。

賀川豊彦夫人の賀川ハルが印刷した聖書をガラス越しに見ることが出来ます。

新約聖書のマタイの福音書は、文語訳ではマタイ伝福音書ですが、ヘボン・ブラウンが翻訳した明治初期から中期には「馬太傳」という名前だったようで、本田弘慈の話の中でも、昔は聖書を売りに歩いていた頃があり、田舎では「この本を読めば馬が太る」と言って売り歩いていたという逸話を聞いたことがあったのですが、その「馬太傳」のようです。

ヘボン・ブラウンが翻訳に関わった馬可(マルコ)伝の中身です。まだ活字ではなくて、版木だったのか、ちょっとわかりませんでした。

このラゲ訳聖書は、赤毛のアンの翻訳書と知られて朝ドラにもなった村岡花子の配偶者である村岡儆三が務めていた印刷所で印刷されたものだそうです。

神戸バイブルハウスの展示員会による「聖書翻訳の歴史」を購入しました。