神戸ルーテル神学校

 神戸ルーテル神学校で開催されている「信徒のための聖書神学」のセミナー受講で、神戸ルーテル神学校へ行きました。

 バス通りから少し入った住宅地の中だと思っていたのですが、どうもバス通り沿いの幼稚園が系列の付属幼稚園のようで、同じ敷地にある青谷福音ルーテル教会の大きな看板があり、迷うことはなかったです。

 ラジオ関西で、以前、時々聴いていた「心に光を」の看板もありました。2系統の市バスで、ちょうど窓から見える高さにしているようです。

 同じ敷地にある青谷福音ルーテル教会、かなり大きな会堂でした。

 神戸ルーテル聖書学院が道を隔てた向かい側にあり、神戸ルーテル神学校とは別のようです。神戸ルーテル神学校は聖職者の養成で、神戸ルーテル聖書学院は信徒のための神学校のようです。

  「信徒のための聖書神学」のセミナーは第一教室での開講、十数人が学べる教室でした。

 第一教室の後部には、ちょっとした礼拝・集会に使うような教壇があり、ピアノのギターが置いていました。

 今日のテーマは「元漁師の手紙:ペテロとヨハネ」で、元漁師のペテロとヨハネが、何故、正典となった新約聖書に収録された書簡を書けたのか・・・を巡っての話です。今日のセミナー担当の小宮山愛爾師は「筆記者の使用」ということを軸に、筆記者の表現・文体を、ペテロやヨハネが確認して、各教会に手紙を送ったという内容でした。少し前にYouTubeの「聖書考古学ちゃんねる」の「パウロの旅と手紙の執筆における経済事情とは?」というコンテンツを視聴したばかりの内容で、スーッと入っていくことが出来ました。元は小宮山師の恩師のEdward A. Engelbrechtが著わした”The Lutheran Study Bible”の内容だそうです。

 今回のセミナーで始めて知ったのは、ヨハネ書簡に関して、ヨハネの第一の手紙だけは最初と最後に「あいさつ」がないのは、ヨハネの第一の手紙が「手紙本体」だけで、ヨハネ第二の手紙とヨハネ第三の手紙は、実は挨拶だけのCover Letter(FAX鑑のようなもの)なのでパピルス1枚分の内容という説です。

 ヨハネ第三の手紙はガイオ宛のあいさつで、それにヨハネの第一の手紙を併せて送り、その他の教会には、筆記者が複数のヨハネ第二の手紙とヨハネの第一の手紙を書いて、併せて送ったということです。なお、当時は教会を擬人化して女性形で表現しているそうで、ヨハネ第二の手紙の「選ばれた婦人とその子たち」とは、手紙を送った教会(教会堂ではなくて、当時の信仰共同体・家の教会)のことだという説に、興味を持ちました。

 それほど近くではないですが、神戸改革派神学校のルーツで、太平洋戦争前に神戸にあった神学校である神戸神学校・中央神学校の跡地にある石碑が、前回訪れたときには上手く撮れなかったので、ちょっと立ち寄り、今回は、真正面から撮ることが出来ました。

itsumi
信仰